もう遅い？外壁塗装の適切なタイミングはいつ？季節別にメリット・デメリットも紹介

2022年9月30日

大切な我が家を守ってくれている外壁の塗装も経年劣化によって効果は薄れ、いつかは塗り替えが必要になります。

この記事を読まれている方は、外壁塗装の適切なタイミングを模索しているはず。しかし、

「早く依頼し過ぎて損はしたくない。」
「タイミングを逃して大きな問題になるのも嫌だな。」
「外壁塗装を依頼する適切なタイミングっていつなの？」

上記のような疑問や不安を抱えていませんか？そこで本記事では、外壁塗装の適切なタイミングや依頼すべき3つのサインについて解説していきます。

この記事を読めば、今すぐ外壁塗装を依頼すべきなのか明確になるので参考にしてみてください。

ずばり外壁塗装のタイミングは10年ごとが目安

塗料の種類や品質によっても外壁塗装のタイミングは異なりますが、多くの場合10年を目安に外壁塗装を依頼する必要があります。

たとえば、塗装が剥がれていると雨漏りの原因にもなりかねません。実際に被害が出てから「もっと早く依頼しておけばよかった…」と後悔はしたくありませんよね。

その他にも、見た目が悪くなったり外壁自体が劣化するなど正しくメンテナンスをしないと様々な悪影響があるので、10年を目安に外壁塗装は依頼するよう心得ておきましょう。

高温多湿な日本では、雨が多いなど地域によって外壁の劣化が早いケースも少なくありません。

先ほど10年が外壁塗装の目安と紹介しましたが、場合によってはより早く対応すべき場合も。そこで、10年以内でも外壁塗装を依頼すべき3つのサインを解説していきます。

注意すべきサインは以下の3つです。

それぞれ、分かりやすく解説していきますね。

見た際に一目で分かりやすいサインの1つが、外壁がひび割れしていることです。外壁のひび割れは『クラック』と言われ、以下のように大きく2つに分けられます。

構造クラックが見られる場合、雨水が入り込みカビや住宅強度の劣化にもつながるので早急に対応しましょう。

外壁に手を触れた時に白い粉が手につくのは、『チョーキング現象』という外壁が痛んでいるサインです。

直射日光や紫外線、雨風などによって塗装の表面が劣化するとチョーキング現象が起こります。放置してしまうと外壁のヒビ割れ、カビの発生につながるので早めに対処しましょう。

外壁に明らかなヒビ割れや劣化が見られなくても、色あせしている場合は1つのサインです。外壁の色あせは、表面の劣化が始まりと言えます。

早急に外壁塗装を依頼する必要がない場合がほとんどですが、未然に対処しておきたい方は1つの目安としましょう。

これまで外壁塗装を依頼すべき3つのサインについて紹介してきましたが、季節にも注意が必要だとご存知でしたか？

一般的に外壁塗装は、気温が5℃以上・湿度80％以下が適正環境と言われています。そこで、それぞれの季節で依頼するメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

スクロールできます

季節・時期	メリット	デメリット
春	湿度が低く、塗料が良く乾く外壁塗装に適した時期	天候が不安定な場合、工期が伸びてしまう
梅雨	雨が降っておらず、湿度80％以下であれば問題なし	雨天時には工事ができず、工期が長引く可能性大
夏	湿度が低く、塗料が良く乾く外壁塗装に適した時期	養生が必要な場合が多く窓が開けられない
秋	春と同様に湿度が低く外壁塗装に適した時期	台風の時期には工期が長引く可能性大
冬	春と同様に湿度が低く外壁塗装に適した時期養生で窓を閉めたままでも支障がない	気温や霜、積雪で工期が長引く可能性大日照時間が短いため、作業可能な時間も短い