念願のマイホームを購入しても月日が経てば住宅の劣化が進み、外壁塗装を業者に依頼しようと検討している方も多いでしょう。
とはいえ、
「悪徳業者に依頼してしまわないか心配…」
「ぼったくり業者がいるって本当?」
「業者にぼったくられないための処方を知りたい!」
など疑問や悩みを抱えている方もいるでしょう。悪質な業者による被害を聞いてしまうと不安になり、業者に依頼するのを躊躇してしまうはず。
そこで今回は、外壁塗装でぼったくられないための対処法を紹介!実際にぼったくり被害に合った方の評判から悪徳業者の特徴まで解説します。
この記事を読めば、悪徳業者のぼったくりの手口について理解でき、優良業者を見極められるようになります。
【要注意】悪徳業者による相談件数が急増中?!
近年、外壁塗装業者に依頼した後にトラブルになってしまうケースが年々増加傾向にあります。
年度 | 相談件数 |
2019年 | 8,001件 |
2020年 | 8,784件 |
2021年 | 9,734件 |
上記の表は独立行政法人国民センターに寄せられた相談件数になっており、トラブル相談件数が年々増加傾向にあることがわかるでしょう。
事実、業者のことを深く調べず、費用が安いからという安易な理由だけで依頼をしたところ、5年は持つと言われていた塗料が1年で落ちてきてしまったなどのトラブル事例もあるんです。
外壁塗装では依頼する側の無知に漬け込む悪質なぼったくり被害などの声も多く寄せられているため、業者選びは慎重に行いましょう。
外壁塗装でぼったくられてしまう理由3選
年々相談件数が上がっている外壁塗装で、何故ぼったくられてしまうのか理由について理解していきましょう。
外壁塗装でぼったくられてしまう理由は以下3つです。
- 業者選びの知識がないため
- 費用相場を理解していないため
- 手抜き工事の判断ができないため
それぞれの理由について解説していきます。
業者選びの知識がないため
外壁塗装の業者に依頼する上で、業者選びにおいて確認するべきポイントや知識を理解しない状態の依頼主がほとんどです。
ぼったくりを行う悪徳業者側は、依頼主の無知に漬け込み塗料の隠蔽や費用のかさ増しを行ってきます。
また、他社とも比較検討することなく、ネットに出てくる業者=信頼できる業者と思い込んでしまうことで悪徳業者に騙されやすくなるでしょう。
費用相場を理解していないため
外壁塗装にかかる費用相場を理解しないまま依頼してしまうことで、ぼったくり被害に合ってしまいます。
塗装工事の相場が分からない状態で依頼してしまえば、不当な高額請求をされても気づかずにそのまま契約してしまうケースが多いんです。
ぼったくりを行う悪徳業者側も、工事費用の相場がほとんど公開されていないことを利用して騙してくるでしょう。
手抜き工事の判断ができないため
手抜き工事を見抜くのはプロでも難しいと言われる外壁塗装業界のため、素人の目線では中々気づけないことも理由になります。
工事をしてもらった半年後に塗装が剥げてきて、手抜き工事に気づき相談するケースが多いです。
そのため、高額で雑な塗装をして儲けようとする悪徳業者が後を絶ちません。
手抜き工事をされるとすぐに劣化現象が起こり、修復をしないといけないため、さらに費用がかかってしまうでしょう。
外壁塗装でぼったくりを行う悪徳業者の特徴
外壁塗装でぼったくられてしまう理由でも述べたとおり、ぼったくり被害に合ってしまう原因は依頼主側の無知に漬け込まれてしまうからです。
あなたがぼったくられることなく、優良業者に依頼できるように、悪徳業者の特徴を理解しておきましょう。
外壁塗装でぼったくりを行う悪徳業者の特徴は以下の5つです。
- 所在地が曖昧
- オリジナル塗料を薦めてくる
- 無料点検を提案してくる
- 大幅値引きを提案してくる
- 費用は全額先払い
あなたが依頼を検討している業者が上記の特徴に当てはまるようであれば、注意してください。
特に、会社の所在地が曖昧な業者はいつでも連絡を断って、立ち去ることができる状況であるため依頼しないようにしましょう。
また外壁塗装の悪徳業者の特徴について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見て下さい。
外壁塗装のぼったくりに関する評判3選
悪徳業者の特徴を抑えたところで、外壁塗装のぼったくりに関する評判について紹介していきます。
紹介する評判は以下3つです。
- 見積り1,000万
- 外壁塗装で200万
- 100万以下の工事とかも騙されていることに気づけない
それぞれの外壁塗装のぼったくりに関する評判を確認していきましょう。
見積り1,000万
外壁塗装で200万
100万以下の工事とかも騙されていることに気づけない
外壁塗装でぼったくられないための対処法3選
ここまで読まれてきた方の中には、
「悪徳業者にぼったくられないための対処法を知りたい!」
「優良業者に依頼できるよう見極めたい!」
と思っている方もいるでしょう。
最後に外壁塗装でぼったくられないための対処法について紹介していきます。対処法は以下3つです。
- 相見積もりを取る
- 資格を保有しているか確認する
- 見積書を確認する
それぞれについて以下で解説していきます。
相見積もりを取る
相見積とは、複数の業者から見積をもらい比較検討することです。
相見積もりをすることで塗装工事の費用相場が理解でき、不当な高額請求に気づけます。
相見積もりをする場合は、必ず3社以上から見積りをもらい、比較検討するといいでしょう。
同じ工事内容でも業者によって、価格が異なるため適正価格の優良業者に依頼しやすくなります。
資格を保有しているか確認する
悪徳業者に依頼することがないように、保有資格の確認を行いましょう。
外壁塗装業は資格がなくても営業できるため、資格を保有している業者であれば、技術力も保証され信用できます。
優良な外壁塗装業者が保有している資格は以下の5つです。
- 塗装工事許可
- 塗装技能士
- 外壁塗装マイスター
- 足場の組立て等作業主任者
- 雨漏り診断士
上記の中でも塗装技能士は国家資格となっているため、保有している業者は信用度が高いでしょう。
特に1級の資格は実務経験が7年以上ある事が受験資格となっているため、豊富な経験も保証されています。
また、外壁塗装業者の資格についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見て下さい。
見積書を確認する
見積もり書を細かく確認することで、ぼったくり被害を未然に防げるため必ず見積書の内容を確認しましょう。
例えば、見積書に『シリコン塗料』など塗料の種類しか記載されていない場合は、ぼったくりの可能性が高いです。
一般的に見積書には『クールタイトSi』といった商品名を記載しなければなりません。
そのため、商品名が書かれていない場合は、粗悪な塗料を使って施工費用を浮かそうとしている可能性があるので注意しましょう。
また、外壁塗装の優良業者の選び方についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見て下さい。
まとめ
今回は、外壁塗装のぼったくりについて解説させていただきました。
資格を必要としない外壁塗装業だからこそ、悪質な業者が多く存在し依頼主の無知に漬け込む被害が多発しています。
悪徳業者に依頼することがないように、あなた自身で見極めて対処していきましょう。
外壁塗装でぼったくられないための対処法は以下3つです。
- 相見積もりを取る
- 資格を保有しているか確認する
- 見積書を確認する
今回の記事を参考に、あなたの業者選びの一助を担えたら幸いです。