【約2週間?!】外壁塗装にかかる期間・施工工程の流れを徹底解説

「外壁塗装工事はどういった工程で進めていくの?」
「外壁塗装にかかる期間はどのくらい?」
「外壁塗装中は日常生活に支障は出ない?」

など疑問を抱いている方も多いはず。

外壁塗装の依頼をしたくても、詳細が分からずになかなか依頼に踏み切れない方もいることでしょう。

外壁塗装となると初めて依頼する方がほとんどで、専門性も高いため分からないことが多いですよね。

そこで今回は、外壁塗装にかかる期間について解説していきます!外壁塗装の工事中によくある質問に対しても合わせて答えていきますよ。

この記事を読めば、外壁塗装に関する疑問を解決でき、依頼に踏み切れるでしょう。

目次

【結論】外壁塗装にかかる期間は約2週間が一般的

今回調査した結果、外壁塗装にかかる期間は約2週間が一般的でした。

しかし、あくまでも平均的に見たらの話であり、現地調査をした上で家のサイズ感や塗装内容次第で変動はあります。

また、高所での作業が多い関係で天候によっても大きく左右されてしまい、雨や雪が降りやすい季節の場合は1ヵ月以上かかってしまうケースもあるでしょう。

逆に期間の大幅な短縮は本来、外壁塗装の必要な工程的に不可能となっています。

そのため、あまりにも短期間での工事を提案された場合は、必要な工程を省き手を抜く可能性があるため注意が必要ですよ。

外壁塗装工事の流れ・かかる期間

先述したように外壁塗装には、必要な工程が様々あり約2週間ほどかかります。

上記の解説を読まれた方の中には、

「なんで2週間もの時間がかかるの?」
「2週間かかる時間の内訳を知りたい!」

と思われている方もいるはず。

そこで、外壁塗装工事に必要な工程の解説とそれぞれにかかってくる期間も合わせて紹介していきますよ。

外壁塗装工事の必要な工程は以下の通りです。

  • 近隣への挨拶周り
  • 足場設置・飛散防止シート張り
  • 高圧洗浄
  • 下地処理・養生
  • 塗装作業
  • 点検
  • 足場撤去

それぞれの解説と期間の紹介をしていきます。

近隣への挨拶周り

まず、事前に近隣への挨拶回りは忘れずに行いましょう。

なぜなら外壁塗装を行う際、施工中の約2週間塗料の臭い

や足場の設置などにより近隣へ迷惑をかけてしまうからです。

そのため、事前に近隣住民へ外壁塗装を行う事を伝えておき、理解を得ておくことは非常に重要となります。

疎かにしていては、後に近隣の方との関係性に悪影響を与えてしまう危険もありますよ。

中には、外壁塗装業者自らが代わりに挨拶回りをしてくれる場合もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

外壁塗装を行う際の近隣挨拶について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

足場設置・飛散防止シート張り

外壁塗装を行うには、塗装工事を安全かつ効率的に行うために足場の設置が必要不可欠です。

また、飛散防止シートを張ることにより洗浄時の水しぶきや塗料が周囲に飛散するのを防いでくれます。

設置期間は基本的に1日で終えることができるでしょう。

しかし、塗装業者が足場の設置を専門業者へ依頼することもあるため、その場合は設置期間が1〜2日伸びることもあります。

高圧洗浄

足場の設置が終わったら、塗装に向けて外壁の高圧洗浄を行います。

汚れやカビ、苔などを高圧洗浄機により洗浄し、外壁を綺麗にするのが目的です。

洗浄を疎かにしては、外壁と塗料の付着が不十分となり、塗装が剥がれ落ちやすくなってしまうため、大切な工程となっています。

洗浄期間は洗浄に1日かけ、1日〜2日で外壁を乾燥させるため、合計3日ほどかかるでしょう。

しかし、外壁の汚れがひどい場合や、天候により乾燥が不十分である場合にはさらに時間を要することもありますよ。

下地処理・養生

塗装に向けての最後の下準備として、下地処理と養成を行いますよ。

この工程では、剥がれそうな古い塗装を剥がしたり、外壁を平らにします。

高圧洗浄と同様にこの工程も非常に重要となっており、古い塗料と一緒に新しく塗る塗料が落ちるのを防ぐための作業です。

作業期間は、基本的に1日ほどで終わりますが、劣化がひどい場合は2日〜3日程かかってしまうこともあります。

塗装作業

下処理が終わったらいよいよメインである、塗装作業が行われます。

塗装作業は以下の3工程に分けて行いますよ。

  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り

それぞれの作業に1日ずつかかり、計3日ほどかかるでしょう。

しかし、それぞれの過程で塗料の乾燥をしっかりと行う必要があるため、天候に左右されやすく乾燥具合によっては、大幅な期間延長もあります。

また、この工程で費用削減のために作業工程を飛ばして行う業者もいるため、注意してください。

点検

塗装作業が終わり次第、業者の方と一緒に塗装の仕上がりを点検します。

塗装の塗り残しやムラがないか入念にチェックしましょう。

もし気になる点があれば、遠慮することなく塗り直しの依頼をしてください。

気になる点がなければその場で終わりますが、塗り直しの依頼をした場合は作業に1日ほどかかってくるでしょう。

足場撤去

全ての作業が終わり、点検もし問題がなければ、足場の撤去を行います。

1日もあれば全ての足場の撤去も終わり、その他片付けも終えられるでしょう。

全ての工程が終わり、塗装工事が完了したら近隣の方にその旨を伝えると良いですよ。

外壁塗装の工事期間中によくある質問

ここまでの解説を読まれた方は、外壁塗装工事の必要な工程について理解でき疑問も解消できたことでしょう。

しかし中にはまだ疑問や不安点を残している方もいるはず。

外壁塗装工事の期間中によくある質問は以下の通りです。

  • 「外壁塗装の工事期間中は洗濯物を外に干せないですか?」
  • 「外壁塗装の工事期間中は部屋の窓を開けて換気できないですか?」
  • 「外壁塗装の工事期間を短くすることはできますか?」
  • 「外壁塗装の工事期間中は常に立ち会わないとダメですか?」

それぞれの質問に答えていきますね。

外壁塗装の工事期間中は洗濯物を外に干せないですか?

外壁塗装中の洗濯物は外に干さない方が良いでしょう。

なぜなら、飛散した塗料が付着してしまったり、塗料の臭いが付いてしまう事があるからです。

そのため、外壁塗装中は洗濯物を部屋干しにするなどして対策を講じることをおすすめします。

仮にそれでも外干しを行いたい場合は、業者に確認を取り、作業を行わない時間帯や期間を見計らって干すことも可能ではありますよ。

外壁塗装の工事期間中は部屋の窓を開けて換気できないですか?

外壁塗装中は、自由に部屋の窓を開けての換気は行えないでしょう。

というのも、作業工程によっては作業に支障が出てしまったり、部屋の中が汚れてしまうこともあるからです。

足場設置時、洗浄時、養生時は基本的に開けられないと言われています。

しかし、塗装工事中常に開けられないというわけではなく、作業によっては窓を開けても問題がない場合もあるため、事前に業者へ確認を取っておくといいですよ。

外壁塗装の工事期間を短くすることはできますか?

外壁塗装の工事期間を短縮することは基本的にはできません。

先述した『工事の流れ・かかる期間』でも解説したように、塗装には踏まなくてはならない工程があり、それぞれに時間を有しています。

ある程度の時短は行えるでしょうが、大幅な時短は不可能となっており、最低でも10日〜2週間はかかると見ておきましょう。

逆に、工事期間があまりにも短いとどこかの工程を省いている可能性があるため、注意が必要ですよ。

外壁塗装の工事期間中は常に立ち会わないとダメですか?

外壁塗装期間中に常に立ち会う必要はありません。

外壁塗装は、家の外での作業となるため家を留守にしていても問題なく作業は行えます。

しかし、立ち会いが必要な場面はあるため、その時は必ず立ち会う必要がありますよ。

立ち会いが必要な場面は以下の通りです。

  • 足場設置前の現場調査時
  • 塗装作業完了後の点検時

上記の他にも、作業工程が予定通りに行われているか確認する意味で作業を見に行くことはした方が良いですよ。

まとめ

今回は、外壁塗装にかかる期間についての解説をしてきました。

正確に塗装工事を行うためには、約2週間ほどの期間が必要となりますよ。

逆に、塗装期間があまりに短いと必要な作業工程を省いて手抜き工事を行なっていると疑った方がいいでしょう。

外壁塗装工事の必要な工程は以下の通りです。

  • 近隣への挨拶周り
  • 足場設置・飛散防止シート張り
  • 高圧洗浄
  • 下地処理・養生
  • 塗装作業
  • 点検
  • 足場撤去

上記の工程を確実に行なっているか、業者へ事前に確認を取りましょう。

この記事により、あなたの疑問を払拭し、外壁塗装の依頼に踏み切ってもらえれば幸いです。

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